東武不動産東武不動産東武グループの総合不動産会社

社員の声

パーキング事業本部 営業企画部 CP運営管理グループ

都心部ならではのダイナミックな変化とともに

私が東武不動産を志望したきっかけは、もともと街を歩いたり、都市のビルやマンションを観察したりするのが好きだったことにあります。地方出身の私にとって、上京後に目にする銀座や新宿、浅草といった都心の多様な建物や、街のダイナミックな変化には強く惹かれるものがありました。不動産は人々の暮らしに必ず関わる分野であり、街や人の流れを支えるやりがいがある業界だと感じていました。

就職活動では、不動産業界のなかでも開発・仲介・管理など多様な分野を総合的に手がけている点に魅力を感じ、東武不動産を選びました。東武グループとしても幅広い事業を展開しているため、さまざまな経験を積みながら成長できる環境だと感じたことが入社の決め手です。

入社後はまずビル事業部に配属され、サブリース契約物件や管理受託ビルの運営、入居テナントの管理や誘致を担当しました。商業地ならではの賑わいを感じながら働き、テナント退去時に次の入居者をスムーズに誘致できた際には、会社への貢献も実感できました。入社4年目にパーキング事業部門へ異動となり、事業部全体では首都圏全域の約700カ所を管理しており、私自身は現在、都内を中心に約80カ所のコインパーキングや駐輪場の運営管理を担当しています。

一人ひとりの裁量と工夫が反映される現場

パーキング事業部門の業務は、現場の巡回や料金設定、トラブル対応、新しい設備の導入提案、競合状況の調査、お客様からの問い合わせ対応など多岐にわたります。特に日々欠かせないのは、担当する駐車場を巡回し、正しく利用されているか、清掃状況や不審車両の有無などを確認することです。観光地など人の流れが多いエリアでは、巡回の頻度を高めるなど、きめ細やかな対応や工夫が求められます。また、利用状況をしっかりと把握し、時には料金や運営方法を柔軟に見直すことも必要です。

それぞれの現場によって利用者層やロケーションが異なるため、状況に応じた柔軟な対応力も欠かせません。たとえば、長期間放置された車両が見つかった際には、所有者への通知や管理会社との連携を通じて、粘り強く解決への道を歩みました。また、コインパーキングの利用に不慣れなお客様から問い合わせをいただいた場合には、不安を感じさせないよう丁寧な説明を心がけています。現場でトラブルが発生した場合はすぐに駆けつけますが、日頃からトラブルを未然に防ぐ環境づくりを意識しています。

現場での工夫や改善が売上や利用者数などの成果に直結する点は、パーキング事業ならではの魅力です。料金を見直せばその変化がすぐ数字に表れますし、自分の提案が事業全体の利益向上につながったときには大きなやりがいを感じます。駐車場内の空きスペースを有効活用するための自動販売機等の設置においては、個人のアイデアから実現することが多く、私が新たなにシェアモビリティ用スペースの導入を提案し、グループ全体で初めて採用された際には特に大きな達成感がありました。

パーキング事業に携わってからは、街を見る視点も大きく変わりました。日々、駐車場の料金や稼働状況をチェックしながら、「このスペースならもっとこう使える」「こうすれば利用者が増える」といった改善策を自然と考えるようになり、自分の成長を実感しています。浅草の現場を担当するようになってからは、外国人観光客の増加やコロナ前後の雰囲気の変化など、街の移り変わりを生活者としても感じる場面が増えました。こうした日々の積み重ねが、さらに自分の視野を広げてくれていると感じています。

変わり続ける街で働くこと

今後の目標は、現場ごとの課題解決と増収増益を引き続き追求し、利用者にとってさらに使いやすい環境を提供し続けることです。駐車場や駐輪場は多くの方が日常的に利用するインフラなので、社会や時代の変化にも柔軟に対応していく必要があります。自動運転やシェアモビリティといった技術革新が進むなかで、自分自身も新しい提案や仕組みづくりに積極的に挑戦していきたいと考えています。

東武不動産は、東武グループという安定した基盤のもと、社員一人ひとりの裁量を尊重し、新たなチャレンジを後押しする風土があります。福利厚生や資格取得支援も充実しており、勤務地は首都圏中心で転勤も少ないため、腰を据えてキャリアを築くことができます。最近はオフィスカジュアルの導入など、より自由度の高い働き方が広がり、社内の雰囲気も一層風通しが良くなったと感じています。現場で積み重ねた経験を糧に、今後もさまざまな挑戦に取り組み、よりよい街づくりやサービス向上に貢献していきたいと思います。

1日のスケジュール