東武不動産東武不動産東武グループの総合不動産会社

社員の声

都市事業本部 ソリューション事業部

総合不動産の将来性と多様性に惹かれて

就職活動で業界を選ぶ際、「不動産は“腐らない業界”で将来性がある」と周囲から勧められ、長く社会に必要とされる仕事に携わりたいという思いが芽生えました。東武不動産は、管理業務をはじめ一棟収益物件の取得・販売、パーキング事業やエリアマネジメント事業まで、多様な分野を手がける総合不動産会社です。この選択肢の多さに惹かれ、幅広い経験を通じて自分にできることを見つけたいと考え、入社を決めました。選考の過程では、面接官の方が一つひとつ丁寧に話を聞いてくださり、落ち着いて自分の想いを伝えられたことが印象に残っています。

入社後はコロナ禍の影響もあり、研修も例年とは異なる形となりましたが、会社側のきめ細やかなフォローや配慮のおかげで、各事業部の役割や業務内容をしっかり理解することができました。また、宅地建物取引士の資格取得にあたっても、会社の支援で資格学校に通わせていただき、初年度で無事に合格できたことは大きな自信につながりました。

東武不動産では新入社員一人ひとりに先輩社員がメンターとしてつき、わからないことや不安なことを年齢の近い先輩に気軽に相談できる環境が整っています。実際、私自身もこの制度に支えられて成長できたと感じています。また、初めて後輩のメンターを担当した際は、個々の性格やスキルに合わせて関わる難しさや責任を実感しました。良き先輩として頼ってもらえるよう、今後も努力を続けていきたいです。

物件の取得から販売まで、全てのプロセスに関わるやりがいと難しさ

入社当初よりソリューション事業部に所属しており、マンションやオフィスビルなど一棟物件の仕入れから修繕、テナント対応、販売まで幅広く携わってきました。都心部の投資ニーズが高いエリアを担当し、物件の規模や金額も大きいため、やりがいと責任を日々感じています。新規物件の検討時には、管理や修繕の状態、賃料や空室状況を丁寧に調べ、リスクや収益性を見極めて収支計画を立てます。若手からベテランまでチーム全員で意見を出し合い、協力しながら最適な方法を模索しています。

営業活動や収支シミュレーションの基本は、事業部内で先輩からじっくりと教わりました。営業ツールの使い方や提案の流れを社内で繰り返し練習し、一定のスキルを身につけてから先輩に同行して外部の取引先を訪問します。物件取得後は、どこまで修繕を加えて商品価値を高めるか、どのタイミングで販売するかなど、状況に応じて戦略を練ります。多くの物件に関わるうち、希少性や立地特性も含めて、数字と実感を重ねながら物件の魅力を判断できるようになってきました。

仲介業者の方々から情報をいただくことが多いのですが、人対人の関係づくりも重要なポイントです。入社当初はうまく話せず、緊張が態度に出てしまうこともありましたが、経験を積むなかで雑談や人柄の大切さに気付きました。今ではレスポンスの早さや誠実な対応を心がけ、営業として信頼されることの大切さを実感しています。

3~4年目には初めて一棟物件の取得から販売までを任されました。入居者の条件、管理会社やエリアのニーズを見ながら、どのようなアピール方法が良いか試行錯誤したことを覚えています。最終的に無事に成約できたことは大きな自信につながり、この部署の本懐を果たせたと感じられました。

仲間と成長できる「働きやすさ」と挑戦の風土

既存物件の取得やバリューアップを中心に業務を進めてきましたが、近年は新築事業にも関わるようになり、建築や管理の知識が必要な場面も増えてきました。他部署と連携しながら仕事を進める機会が多くなり、部署の垣根を越えて気軽に相談できる社内の雰囲気を実感しています。たとえば、ソリューション事業部で取得した物件が住宅賃貸グループへ管理移管されるなど、部門をまたいだ連携が生まれており、東武不動産ならではのフレキシブルさと協力体制を感じています。

東武不動産の魅力は、分野を超えてさまざまなことにチャレンジできる環境があることです。他部署と協力するなかで、賃貸やパーキングといった異なる領域の知識も得られ、一つの会社で幅広い経験を積める点にやりがいを感じています。新しいことに前向きな風土が根付いており、働きやすさを重視したオフィスカジュアルや夏季休暇など、社員に寄り添った制度も整っています。

一棟売買は他社との競争も多い分野ですが、「東武グループ」というブランドへの信頼感が強みになっていると実感しています。大きな取引でも安心して任せていただける環境のもと、これからも物件取得から管理、新築事業まで幅広い経験を積みながら、自分自身の知識と判断力を磨き、より良い物件を提供できるよう成長していきたいです。

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