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東武鉄道株式会社

街との調和を目指した宿泊施設「T-home景」。新たな観光拠点へ。

開発事業本部 企画運営部

当社は押上・業平エリアの東京スカイツリータウン®周辺で展開するアパートメントホテル型施設『T-home』シリーズのフラッグシップモデルとなる『T-home景(KEI)』を2026年2月に開業しました。敷地面積は約530坪、木造2階建の全6棟(東棟・西棟・南棟・管理棟・北棟・中央棟)からなり、客室は全29室、総定員は最大200名となります

これまでの『T-home』は1施設あたり最大4室と小規模運営であったのに対し、本プロジェクトは全29室と従来の『T-home』を大きく上回る規模の施設です。各客室の定員数は4名・6名・8名・10名と様々な宿泊ニーズに対応。更にメゾネットプラン、土間ダイニングプラン、バンクベッド付きプラン、インナーテラス付きプランなど、バリエーションに富んだ客室プランを用意しました。人数やグループ構成によって多様なプランから選んでいただけます。また、木造長屋を分棟配置し、広場と路地で繋がる空間は江戸の街並みをイメージ。押上・業平エリアの新たな観光拠点となって街の賑わいづくりに貢献していけることを目指しています

なお、本プロジェクトは、墨田区の押上・業平エリアにおける当社街づくり事業「ことまちプロジェクト(※)」の一環として取り組んでおります。

T-homeシリーズ最大規模となる、江戸の街並みをイメージしたアパートメントホテル型施設。

計画のきっかけは、押上一丁目にあった病院跡地の新たな活用先を募っていたことでした。これに対して当社は、江戸の街並みをイメージした「長屋形式」の宿泊施設を提案し、活用事業者として採択していただきました。2024年12月に新築着工し、2026年1月末に竣工。同年2月に無事開業を迎えることができました。

計画地は近隣商業地域内で高度利用可能(指定容積率300%)な都市計画エリアではあるものの、敷地面積に対し、容積消化率は約100%に抑えています。指定容積率上はより高い建物の建設も可能ですが、周辺の街並みとの調和を重視し、あえて建物高さを抑えた計画としました。
また、こうした考えのもと、「街の風景をつくる」という意味を込めて『T-home景』と名付けました。『T-home景』が、同エリアの新たな景観の一部となっていくことを目指しています。

和モダンを基調に、墨田区の文化背景を取り入れた施設

『T-home景』が目指したのは、江戸の街並みをイメージした長屋形式の宿泊施設。低層の木造建物を分棟配置し、広場や路地には竹の植樹や竪格子をライトアップで演出。敷地内を回遊しながらお客様を各客室へと誘う外構計画になっています。

(S202号室:光が降り注ぐインナーテラス)
(S203号室:和モダンスイート)

客室内は和モダンを基調としたインテリアを採用。
インバウンドのお客様にも日本らしさや日本の文化を感じられる空間を創造しました。

西棟:白虎(四神)
中央棟:軍配(相撲)

さらに、墨田区が相撲の盛んな地域でもあることから、各棟は四神(東棟:青龍、西棟:白虎、南棟:朱雀、北棟:玄武)、中央棟は土俵をイメージして軍配を表現しました。各建物の妻側壁面や暖簾に四神や軍配のサインを施し、地域の文化背景を取り入れることで、滞在を通じて墨田区の文化を感じられる空間としています。

また、水の4倍の消火性能を有する自動消火装置「霧筒」を寝室に設置。あわせて、ALSOKのホームセキュリティを導入し、施設内には防犯カメラ27台を設置するなど、宿泊施設内の防災・防犯対策も強化しています。

自然に街へ出掛けたくなる宿泊体験を提供

『T-home景』は「ただ泊まって終わる」のではなく、自然に街へ出掛けたくなる宿泊体験を提供します。
近隣には個性豊かな飲食店やショップが点在し、街歩きを楽しみながら気軽に立ち寄れるほか、東京スカイツリー®などの観光スポットへのアクセスも良好で、自然と街へ出掛けたくなる環境が整っています。

写真中央:スマートテレビ(近隣の店舗情報を配信)

さらに、客室内のスマートテレビでは近隣店舗の情報を配信しており、宿泊中も気軽に周辺の魅力を知ることができ、より充実したひとときをお過ごしいただけます。
また、キッチン、洗濯乾燥機、冷蔵庫、電子レンジなどの各種家電、食器類を備えており、長期滞在にも対応しているため、同エリアでの滞在を長くお楽しみいただくことが可能です。

周辺の街並みと調和した新たな観光拠点を目指して

押上・業平エリアで展開する『T-home』は、宿泊施設の運営を通じて「街の風景」をつくり、「街の価値」を創造していくプロジェクトです。その中でも『T-home景』は、敷地面積を最大限に活用し、周辺の街並みと調和した新たな観光拠点として計画しました。

開業後は、地域の店舗と連携したイベントの企画や情報発信を通じて街に寄り添いながら、同エリアでの回遊促進と賑わいづくりを一層加速させていきます。

また、『T-home』シリーズは『T-home景』の開業に伴い、7棟42室へと拡大しますが、今後は同エリアにおいて100室体制を目指していきます。宿泊事業におけるハードとソフトの両面においてノウハウを蓄積しながら、押上・業平エリアの魅力や可能性を更に広げていきたいと思います

(※)「ことまちプロジェクト」について

当社では、東京スカイツリータウン®の来訪者を周辺地域へも誘導し、地域全体の街の賑わいづくりを目指す「ことまちプロジェクト」を推進しています。この「ことまちプロジェクト」の一環として「T-home」シリーズの展開とともに、地域の皆様との交流施設「ことまちラボ」の運営や、様々な国・地域からの観光客の皆様に押上の魅力をより深く体験していただけるよう、「ベーグルファクトリー」等の飲食店を複数誘致しております。

※2026年2月末時点の情報です。

東武不動産の街づくり事業